2014年5月17日土曜日

ほっとゲーム会(重め)@阿倍野出張回

去る5月11日、大阪市阿倍野区の阿倍野区民センターで、ゲーム会を開催してきました。


そもそも「ほっとゲーム会」は「東大阪テーブルゲーム会」の略。

ですので「阿倍野でやるんなら違うんじゃね?」とも思うのですが、募集も告知もこのブログでやってしまったので、このブログで回収します。














参加者の皆さんから持ち込まれた2時間級のゲームが、真ん中のテーブル島に集められます。

まだ3人でこのヴォリューム。


全部遊びたいぞ。



















逆方向から撮った写真です。

あまり広い部屋ではありません。無理矢理詰め込んでも15人が限界でしょうか。


一応12人定員ということで考えてました。


初めて使った部屋ですがこの辺の判断は正しかったと思います。ちょうどよかった。


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ハワイ
















この日のスタートは「ハワイ」でした。

ハンスイムグリュック3年前の作品です。遊ぶのは初めて。

所謂「島ゲーム好き」設定を押し出したい私ですので、これは念願が叶った形です。


最近では「ブルッヘ」や「ロシア鉄道」を遊んだ時にも思ったのですが、ハンスはこのレベルの得点要素が多いゲームをすっきりまとめあげて来るのが本当にうまいパブリッシャーです。

どううまいのか、というと、これだけタイルやら何やらごちゃごちゃしたコンポーネントの割に狙い所が分かりやすく、プレイに集中できるんですよね。

具体的には1ラウンド目の1手目から「おもろい!」と唸ります。おもろい。


セッションは序盤からカヌーを集めたプレイヤーが突っ走り、そのまま押し切る形で終了。

この辺のバランスの「粗さ」が少し評価を下げているところもあるのかもしれませんね。

それについては「誰かが走ったら皆で止めにいく」という共通認識で行けば、次回以降もっと差が詰まると思います。

良いゲームですよ。島ゲーム好きは続く。



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宝石の煌き

















ハワイが終わり、他の参加者の方々も続々と会場入り。

セット」などで時間調整をしつつ、「宝石の煌き」などが立卓です。


私もここに入らせてもらいました。


前回のほっとゲーム会ではスタートプレイヤーながら屈辱ともいえる敗戦を喫してしまったので、今回はその反省を活かして狙い所をきっちり組み立てることを心がけました。

その甲斐あってか、最終手番で私も15点まで届いたのですが、タイブレーク負け。


いや残念。

でも反省の方向が間違ってなかったことを確認できたので個人的には満足です。





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メトロポリス
















宝石の煌きと同時期に立っていた「メトロポリス」です。


気がついたらゲームが終わっていました。

イスタリなのにすぐ収束するんですね。意外です。





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イモムシイモムシ

















こちらはバッティング&レースゲーム「イモムシイモムシ」。


ゴールが遠のいていくルールが良いですね。横から見ていても笑えます。



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塩の海の上で




















次に私は「塩の海の上で」(ソルティオーシャン)で遊んでおります。


高騰した塩を他のプレイヤーが売却→価格が下がるので私が塩購入→漁。

そんな流れにうまく乗れたので勝利。

というか、予想外に大勝してしまい、「あールール説明難しいわー」という感想。実際一カ所間違えてたし。


海賊の処理とか、海賊回避の聖マクルー教会の処理とか、きちんと頭に入れる。さらに分かってもらえるように説明を工夫する。そんな課題を掲げて次回は臨みたいと思います。



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MAUS VAN KLECKS











こちらはHABAから最近出た「イメージ何色?」のリメイク「MAUS VAN KLECKS」ですね。


コマが可愛い。

他の人と色のイメージが外れてても合ってても、あれこれ言い合って楽しめる良いゲームです。

初心者や初対面の方が多いゲーム会では特に喜ばれると思います。

HABAの「外さない感」は凄いなー。


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メトロポリス
















私がソルティオーシャンで遊んでいた他の卓ではメトロポリスがまた立っていました。

見た目よりも軽そう。ちょっと遊んでみたいです。



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蟻の国













さらに別の卓でもイスタリが。こっちは「蟻の国」。


コマの形状(虫)がインパクト大で話題になってました。

ヒリヒリするような陣取りと聞いております。未プレイなんですよね。


これも遊んでみたいです。




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メディナ















こちらは「メディナ」。

ドーラの多人数アブストラクトです。


みんなでメディナの町を造ります。出来上がりが華やか。



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ごいた

















ごいた」もしっかり遊ばれていました。

私も入りましたよ。


しかしまあ2戦2敗でくやしい限り。

定石のその先をしっかり考えないと行けませんね。反省。


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キャメロットを覆う影















別のテーブルでは「キャメロットを覆う影」が3人で遊ばれていました。


普段は5、6人で遊んでいるのを見かけるこのゲーム。

人数が少ないとバランス的にとてもキツいみたいです。


結局僅差で負けてしまったらしいアーサー側。

是非またほっとゲーム会でリベンジして下さい。


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アクワイヤ














キャメロット組達がハズブロ版の「アクワイヤ」で遊びはじめました。

この版は見た目もキャッチー。思わず長いこと後ろから観戦してしまいましたよ。


皆どんどんお金持ちになっていく(保有する資産の価値が上がっていく)のが気持ちいいですよね。

最近アバロンヒル版もショップで見ないので、また再販されたら手に入れたいゲームではあります。焦りませんが。



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エッベス














割と最近に出た変則的トリックテイキングゲーム、「エッベス」を遊ばせてもらいました。

取ったトリックが得点になるかマイナス点になるか、取った後に決まってしまう恐怖のゲーム。


そのラウンドのキーとなるカードを持っているのといないのとで、切り方を変えていかなければいけません。

時には「トリックを全く取らない」ことも必要です。


3人で遊んだ時は見通しが良すぎて戸惑い、勘所も間違えたまま大敗。

この後4人でも遊びました。



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トランスアメリカ
















アクワイヤがまだ盛り上がってますので「トランスアメリカ」で遊びました。

専用の線路の拡張がある版です。


こちらは勝利。

拡張の線路もただ置けばいいのではなく、回り道に2手かかるところでビシッと置くと効果的。


初期配置のコツも掴めてきた気がします。気のせいかも。



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エッベス














お仕事帰りだったワッツさんも駆けつけてくれたので、今度は4人でエッベスです。

4人になるとまたプレイ感が少し変わりますね。


こっちのほうがよりスリリングで楽しめました。

席順やカードの配り運などに大きく左右されそうなゲームですが、全然アリだと思います。

トリックテイク面白い。


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だいたいこんな感じでした。

ご参加下さいました皆さま、本当にありがとうございました!



主催者としてではなく参加者の一人としては、ハワイとソルティオーシャンが遊べたので満足です。

もっと欲を言えばケベックの対人戦がしたかったところ。


あと主催者としては反省点も多いです。

いくら重め中心の回とは言え、主催者が融通のきく30分〜1時間級のゲーム(例:パトリツィア、王と枢機卿など)を持ち込まないのはやはり問題がありました。

シェフィだけではやはりしのげない。それなりに活躍はしてましたが。


というわけで、もし次回があるとしたらその辺もう少しきっちりします。


何はともあれ楽しかったですし、終わった後の充実感がハンパではなかったです。

また市内で出張回を開催したいと思います。


















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予告


ちなみに次回は6月8日の日曜日に通常開催(若江岩田)となります。

また募集用の記事を上げますのでそちらをチェックして下さい。


よろしくお願いいたします。



2 件のコメント:

muron! さんのコメント...

お疲れ様でした

わたしも、ソルティーオーシャンがプレイ出来て満足しました

塩売る→塩暴落→塩買って魚大量に捕る→魚売る→魚暴落
でも、ちゃんと儲かる
う~ん、変なゲームだ

ダルニ さんのコメント...

muron!さま、コメントありがとうございます。

塩は塩田で無料で入ってくるので、魚一匹4金or5金で売抜けられれば、かなり利幅が大きいのですよね。

なので、他のプレイヤーの頭を抑えて売却をするのはとても大事です。
どこでギャップを広げるか、そのことばかり考えてました。

バランス等ちょっと危ういところがあるんですが私は好きなんですよ(汗)

今回に懲りず遊んでいただけると嬉しいです。今度はアクワイヤやりましょう。